気圧/季節に踊らされるもの/空線/眼差しの海
この時期の偏頭痛がひと回りする毎に鋭利になってゆく 画面の光が映し出すものの少なさに怯え 遠巻きに眺めながら音のない海を手繰り寄せている灰色の六月は気づいたら過ぎ去りました 生活の中に後付けの数え歌が食い混み過ぎてしまって 視線の先に空が見えるだけで嬉しい 曇...
瓶と線 20190607
0607 容器の縁にゼラチン質の塊を押し付け力を加え捻じ込み始めるとき そこからはみ出てしまう分を諦めていることから視線を逸らすこと 夜が多い 視界は肩幅よりも狭まり視線は痩せ細る 陽光に溶かされて机上の汚れは拭き取られて みたことがあるから探す...
2019/03/13 銀色暁迷
銀色暁迷 (羽撃く窓の群れを追いかけて 夜も眠る頃の空! 暫く僕はずっと震えていた 今だけは嘘みたいに手を繋いで。。。。) 居た 何回 夢を潜れど 臆、いつかの記号が過ぎる砕けた視界 まだ開いててよ 一切が止まって見えるまで!! 裸足のまま硝子を踏み抜く 新しい息をする...
翻弄
雨風に憂い漂い凪ぐ君が好きだった 枯れ果てた海または赤錆の降る町で 僕だけが見付けた青白い君が好きだった 僕だけが見付けた青白い君が好きだった 君の声はトレモロ掛かってゆくんだ だけど手元狂ってもっと撫でまわしてしまいそう...
雑記/海のようなもの/透明の10/24/22:38
自分にとってその時 新しいものが古い道具だったりすることが多い。 きっとそれは物理的な道具じゃなくても 考える仕組みだったり 言葉だったり 音楽で 不意に何か大事な気持ちを誓った時に立ち返ることができる、海を宿している。...
2018/08/23/21:16
夏がまた戻ってきてしまう 雨が溶かすものの少なさに怯える ファジー,,,,,,,,,,,普通.... お願いですから3次元空間に投影してください ずっと横から人が見ているけど 雨中で爆笑 ファ時 睡魔を眠らせて!
透透透透 0815
内言を探る余地が無い、探り合う余地が無い この鼻っ面にべったりくっ付いてくる遠近感の無いひと抱え とっても俗っぽく 空気より気軽に口から飛び出す闇 もはやそれ自体が余白なのだとしたら、僕はややや〜〜!と蹴り上げてそっと山に籠りたい 夏が来るずっと前の季節が恋しい...
2018/08/15/0:44
町の表面を撫でるような風ではなくて 町を通奏している配列を組み替えていくような風が吹いていて それが生活の些細な部分から可視化されていく。 その為に体の中に時計が沢山産まれていくので目眩がする。 途方もない距離が流れていると言い訳して、 いざ!測れそうな距離に対峙した時、...
201806110201
六月の雨のどうしようもなさも振り向いて見たら愛おしくなるのだろうか 灯台の麓も照らせないような、言葉の効能に寄りかかる事をしたくない
12/20/23:58
僕は気持ちを素直に言葉にする事がとても苦手で。言葉になる前の気持ちや感覚がいつでも大正解で、愛しい。それが僕に所在が無いものだったら尚更に。その脳裏に映し出された景色が そのままの純度を保ったままに相手となりうる全ての人間の脳髄や瞼の裏側に直接映写できたらといつも思う。でも...