気圧/季節に踊らされるもの/空線/眼差しの海この時期の偏頭痛がひと回りする毎に鋭利になってゆく 画面の光が映し出すものの少なさに怯え 遠巻きに眺めながら音のない海を手繰り寄せている灰色の六月は気づいたら過ぎ去りました 生活の中に後付けの数え歌が食い混み過ぎてしまって 視線の先に空が見えるだけで嬉しい 曇...